RoHS指令とは、正式には、EU Directive on the Restriction of the use of certain Hazardous Substance in Electical Electoronic Equipment (電器・電子機器における特定有害物質の使用制限に関する欧州議会・理事会指令、2002/95/EC)のことで、2003年2月にEU(欧州連合)において可決され、2006年7月より施行されることとなっています

カドミウム(Cd)
鉛(Pb)
水銀(Hg)、
六価クロム(Cr6)
ポリブロモビフェニール(PBB)
ポリブロモジフェニルエーテル(PBDE)
以上の6物質です。

カドミウム                
100 ppm
1000 ppm
水銀 1000 ppm
六価クロム  1000 ppm
ポリ臭化ビフェニール  1000 ppm
ポリ臭化ジフェニルエーテル   1000 ppm

以下の適用除外項目があります


PBBとPBDEの代替は、防火安全基準を低下させるものであってはならない為、代替を使用できない場合には、削減用件から除外
蛍光灯、放電型電球の水銀
(1)高融点はんだの鉛、(2)サーバーやメモリーシステム用はんだ(この例外規定は2010年まで)、(3)ネットワークインフラ機器、ならびに遠隔通信分野における特定の機器に使われるはんだ
電子セラミック部品中の鉛
第4条(予防)の(2)には、第4条(1)項の使用禁止物質に対して付属書に列挙されている使用方法には適用されないとされており、鉛、水銀、カドミウム並びに六価クロムに対して適用が免除される使用方法は次の通りです。
(部分記述)
小型蛍光灯でランプ1本あたり5mgを超えない水銀

・ 鋼材の 3500 ppm までの鉛
・ アルミ材の 4000 ppm までの鉛
・ 銅材の 40000 ppm までの鉛
・ 高融点はんだの鉛(鉛 85% 以上)
・ 電子セラミック部品中の鉛
カドミウム
・ 76/769/EECの制限外の表面処理
六価クロム
・吸収型冷蔵庫のカーボンスティール冷却システムの防錆処理

現在経済産業省の産業構造審議会にて、資源有効利用促進法施工令改正案の検討がなされています。
2005年12月21日までが意見募集でした。
概要は同法指定省資源化製品のうち7製品(パソコン、ユニット形エアコンディショナ、テレビ受像機、電気冷蔵庫、電気洗濯機、電子レンジ、衣類乾燥機)、指定再利用促進製品のうち8製品(指定省資源化製品7製品に加え、複写機)の規制対象業種に、従来のメーカーとともに輸入販売事業者を追加するもの。

現実的には、大手メーカーと関わる製品を生産していれば、各大手メーカーは独自の規制を持っているので、むしろこの規制で制約されます。この規制はRoHS指令レベルかそれより厳しいものであるのが通常なので、日本の法制化が後追いの感があります。

経済産業省:RoHS資料(PDF)
 

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